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埼玉の建築スケッチMAP 青山恭之のブログ
コラムcolumn
年末・年始の鹿児島行き

01

 年末・年始を鹿児島で過ごすようになって、ずいぶんと経ちます。記録を見てみると、1992-93が最初なので、24年も前になります。その後は毎年というわけではなかったのですが、98-99以降は元旦が法事となり、2008-09、2011-12を除いて、恒例になっています。ここのところ、ゆったりとした日程が組めず、今回も12月29日から1月2日までの、4泊5日でした。それでも、年越しという時間の区切りに、空間の移動を重ねることで、いいリセットになっていると思っています。
 いつもと異なるのは、僕の足の具合が悪いためにむこうの実家に泊まるには無理があって、ホテル泊としたこと。さらに、飛行機の狭い座席を敬遠して往復とも新幹線を利用したこと。すると、初日と最終日はほぼ移動日となるので、鹿児島で昼を過ごすのは3日ということになりました。
 初日は、ひさびさの長旅の疲れを考え、城山観光ホテルにゆっくり泊まることにしました。朝、露天風呂から日の出を楽しむこともできました。チェックアウト後、鹿児島市内へのシャトルバスを待つわずかな時間に、ホテルのエントランス前から描いた桜島が、最初の画像です。海から、立ち上がって見えます。手前の市街地まで描いている時間がありませんでした。

 

02

 城山から下ってバスを降り、照国神社に向かいました。鹿児島市内の初詣のメッカです。でもまだ30日。新年の準備が整った境内ですが、参拝客はまばらです。そういえば、初詣のピークに来たことはないのではと思いました。

 

03

 この日の午後は、お墓参り。唐湊にある墓地の、丘のてっぺんから撮った、桜島です。城山からの桜島は、ほぼ真西からのアングルですが、ここはやや南からになるので、山の見え方が少し変わってきます。西に回ってきた太陽の光で、山肌はほんのり赤みを帯びてきていました。ここも、桜島の足元に海が見えるのが貴重です。この夜から、鹿児島中央駅に隣接した、アービックというホテルに移りました。
 次の日、31日は、里帰りしてきた親戚の人手が増えたところで、餅つきです。さらにおせち料理の準備と、年越しそばで、大みそかの夜が過ぎていきました。

 

04
 2017年の初日の出です。宿泊していたホテルの14階の部屋から撮りました。正面の桜島の手前に見えている観覧車は、鹿児島中央駅に隣接する商業施設「アミュプラザ」のものです。右下に、九州新幹線終点のホームの屋根が見えています。太陽は、大隅半島の基部にあたる高隈山山塊の御岳と横岳の鞍部から、7時28分に顔を出しました。

 

05
 元旦の午前中が法事。午後は、おせち料理の準備です。そんななか、庭の水場に、かわいいお客さんが来てくれました。ジョウビタキのメスです。みんなの努力のおかげで、おせち料理はりっぱに出来上がり、初春の宴を楽しむことができました。

 

06
 2日は、ホテルから直接駅に向かい、9時47分発の九州新幹線でいっきに帰路につきました。博多での乗り換えも忙しく、ひたすら東へと走ります。写真は、京都に着く直前、梅小路機関庫(京都鉄道博物館)を撮ったものです。ずらりと並んだSLが、日の丸をクロスに掲げている晴れ姿をとらえることができました。

 

07

 富士市あたりからの富士山、16時13分の撮影です。夕方の、やや黄色味がかった光を受けて、輝いて見えていました。裾野の広がりが、美しいです。

 

08
 電車は順調で、18時少し前に、浦和駅に着きました。鹿児島中央駅を出てから、約8時間ということになります。駅を降りて西口に出たところで、目の前に月と金星のランデブーが見えたので一枚撮りました。月の地球照も写っています。全行程、天気にも恵まれて、心配していた足のぐあいも大きな問題はなく、旅を終えることができました。(画像は、クリックで拡大されます。スケッチ・写真・文;青山恭之)